- 真鍋 将吾
看護
平成27年度卒業
四国こどもとおとなの医療センター 勤務
私は、現在「すみれいろの丘」病棟で勤務しています。この病棟は、先天性心疾患の患児が多く、重症度も高いため、看護師の知識や技術、経験が非常に重要になってくると日々実感しています。現在、副看護師長として、新人看護師の育成・医療安全対策に力を入れています。
私が新人看護師の頃、毎日不安でいっぱいの中、当時の副看護師長や先輩方にたくさんの指導を頂き育てていただきました。当時を振り返り、憧れの先輩方と同じように細やかなところまで指導、育成していけるように目指しています。また、スタッフとのコミュニケーションを大切にして、日頃から気軽に相談しやすい、チームワークのよい病棟にしていきたいと考えています。
看護師となり、消化器内科外科病棟、循環器内科病棟、救命救急センターで成人看護を行ってきました。9年目に副看護師長となり、初めての小児病棟で看護を行っています。毎日新たな経験ばかりで、成人病棟と比較し、より一層家族看護や発達段階に合わせた看護の大切さを感じています。突然のけがや病気により色々な悩みや不安を抱えているご家族をたくさん見てきました。病棟での看護を振り返り、ご家族への支援を行うことで、ご家族の方の表情に変化が見られた時、看護っていいなと改めて思いました。
現在私も一児の父親となり、看護師としての視点と親としての視点を重ね合わせながらスタッフとともに患児やその家族に寄り添い、あたたかい看護を提供できるように成長していきたいと思います。
2024年12月