- 池田 一紫、大林 流偉
令和4年度入学
【池田 一紫】
私が理学療法士になりたいと思ったのは、人から感謝され必要とされ、直接笑顔を見ることができる仕事に就きたいと思ったからです。私は幼い頃から人の笑顔を見るのが好きでした。そのため、笑顔をたくさん見ることができる飲食業を営みたいと小さい頃は考えていました。
しかし高校の部活動で怪我をした時、お世話になった理学療法士の方に強い憧れを感じました。その理学療法士の方は、怪我をして落ち込んでいた私に、治療だけでなく前向きな言葉もかけ続けてくれました。落ち込んで笑顔が少なくなっていましたが、徐々に前向きな気持ちになり「早く治したい!」という気持ちからリハビリテーションを頑張ることが出来ました。
理学療法士がどんなに患者の方を治そうとプログラムを作ったりリハビリテーションをしたりしても、患者自身の気持ちが下を向いていては回復が遅くなってしまうと思います。私は理学療法士として治療をするだけでなく、患者の方のメンタル面も回復することが出来るようになりたいと考えています。
いつか患者の方から、「池田くんが担当で良かった」と言ってもらえるような最高の理学療法士になるために、これからも何事も手を抜かず継続したいと思います。
【大林 流偉】
私は高校3年生まで理学療法士という職業を知りませんでした。当時の授業の中で興味のある仕事について調べる時間があり、その時に理学療法士という職業を初めて知り、とても興味が湧き、より詳しく調べるようになりました。スポーツ関連の職に就きたかった私としては、怪我をした人や不自由な人のリハビリテーションを行うのは自分がしたいと思っていたことに合っていると感じました。
同時期に、祖母が元々あった腰の痛みが悪化し入院することになり、一人で立ったり歩いたりすることが難しい状態となってしまいました。お見舞いに行った際にちょうど祖母がリハビリテーションを行っており、そこには理学療法士の姿がありました。とても優しく丁寧にリハビリテーションを行っており、退院後の祖母は少し不自由ながらも自分自身で歩くことができていました。祖母はとても喜び、笑顔になっており、すごく良い職業だと感じました。私も祖母を担当してくれた理学療法士の方のように、患者の方に寄り添い笑顔でリハビリテーションを行い、感謝される理学療法士になりたいと思っています。そのためにもこれからの実習で見て聞いて学び、多くの人の役に立つ知識や技術を身につけていきたいです。
2024年8月