- 林 広野
作業
平成28年度卒業
医療法人社団 和風会 橋本病院 勤務
四国医療専門学校を卒業後、医療法人社団 和風会 橋本病院に就職し、現在7年目になります。リハビリ目的で入院されてきた患者様のリハビリテーションを行っています。
回復期では、患者様の主訴を軸に身体機能を評価し、生活背景、家族構成、趣味などを情報収集し、プログラムを立てていきます。また、退院に向けての計画を立てていく中で、他職種との連携がとても重要となってきます。随時情報共有する場が必要となるため、コミュニケーションを積極的にとるようにしています。
作業療法士として、身体機能向上、ADL(日常生活動作:Activities of Daily Living)向上を目標に介入を実施していくのはもちろんですが、趣味などを活用して楽しくリハビリテーションを行ない、精神面を賦活させることも大切だと思っています。僕は常に患者様に「この人のリハビリは楽しい」と思ってもらえるように心がけています。そのためには介入時間外での関わり、患者様の情報収集をしっかりするようにしています。
リハビリは1日3時間あり、回復期だからこそ患者様と関わる時間は多く、入院から退院・退院後の生活まで考えなくてはなりません。また、自動車運転評価、職場復帰といった社会復帰に携わることも多くあります。そのため、患者様・家族様とのコミュニケーションはとても重要です。今後も初心を忘れず一生懸命1人ひとりの患者様に向き合っていきたいと思います。
2023年5月