- 高重 佳子
看護
平成29年度卒業
KKR高松病院 勤務
病棟では、肺炎や慢性閉塞性肺疾患など呼吸器疾患を抱えた患者様が多く入院されています。日常的に呼吸器を取り扱うことも多く、日々変わっていく患者様の呼吸状態を注意深く観察しながら看護していくことが重要だと感じています。
また、呼吸状態の良くない患者様について、毎朝医師・看護師間でカンファレンスを行っています。タイムリーな情報共有を行うことで、看護の視野も広がり、患者様がより苦痛なく治療に向き合えることにつながると実感する毎日です。
呼吸困難感は患者様にとっては死をイメージしやすい症状です。不安や恐怖心を深めてしまわないよう、声掛けや頻回な訪室など精神面にも寄り添った看護を心掛けています。呼吸器疾患を持つ患者様に対する看護、観察のポイント、コミュニケーションなど学生時代に学んだことを基礎に繰り返し実践し、周囲からの指導やアドバイスをいただく中で、できることや観えてくることが増え、やる気にもつながっています。
忙しい毎日ですが、休憩時間には先輩方や後輩たちとプライベートの話をするなど、楽しい時間も多くあります。
現在、新型コロナウイルス対策のため私も様々な行動が制限されています。以前は他職種などを含めた同期会で、同期だからこそ分かり合える悩みなどを共有し、励まし合っていました。私にとって同期は心の支えであり、とても大切な存在です。
まだまだ未熟な私ですが、優しさと責任感のある看護師をめざし、日々成長できることを目指しています。
2020年11月