- 喜多 ゆう子
柔整
令和3年度1部入学
私は13年間新体操を続け、そのおかげで今の自分があると思っています。
この職業を目指すきっかけになったのは、1人の柔道整復師の先生との出会いでした。
私は高校生の時、足首の靭帯を断裂し、動くことができなくなりました。当時の顧問の先生の紹介により病院ではなく、接骨院に通いました。当時の自分では、担当くださった柔道整復師の先生がどのような治療をしてくれたのかは分かりませんでしたが、私の話を親身になって聞いてくれ、施術が終った後には痛みは無くなり楽になったことを覚えています。
そのおかげで競技にも復帰することができ、新体操もあきらめずに頑張ることができました。それから数日間、その接骨院に通院しましたが、先生の元には年齢を問わずたくさんの人が集まり、来院された患者さんは、みなさん来たときよりもにこやかな顔で帰っていたことが印象に残りました。
このような経験から子供心に話を聞くことの重要性、技術力の必要性を感じました。私も人の心と身体を支えることのできる柔道整復師になれるように頑張ります。
2022年4月