- 笹原 一樹
鍼灸
令和2年度 鍼灸学科1部入学
僕にとって「鍼灸」は身近な存在でしたが、実は子供の頃は鍼治療が嫌いで泣いていました。それもあり、高校生になるまで自分が鍼灸師になろうとは考えもしていませんでした。しかし、高校生の時に野球部に所属しており、何度も怪我に悩まされ、肩を怪我した時に鍼灸治療をしてもらうと、それまで痛くて腕が上がらなかったのが、驚くほど肩が動くようになりました。その経験もあり、鍼灸の素晴らしさを知り、この道に進むことを決めました。
入学してからは、勉強にはすごく苦労しています。また、1人暮らしも始めたので、家には誰もおらず、「勉強しろ」などと強要されることもありません。1人の時間が増え、自分の好きなことができて、とても楽しい日々を送っていました。しかし、1年生の前期試験では結果が悪く、その時にもっと勉強しなければならないと自覚しました。まずは1日30分でも1時間でも勉強をするという習慣を身に付けることから始めました。やればやるだけ結果につながり、段々成績も良くなってきました。そうは言っても、勉強ばかりしていても息が詰まるので、休みの日は趣味のバイクに乗ったり、海が好きなので夏は海水浴に行ったりと、遊ぶ時間も大切にしています。この学校は球技大会や体育祭などのイベントもあるので、その時は誰よりも楽しんだり、目立ったりしています。そんな学生にしかできないことを全力で楽しんでやることで、充実した学生生活を送っています。
2022年8月