- 徳弘 翔
鍼灸
令和2年度 鍼灸学科2部入学
今まで西洋医学を中心に学んできた私は、入学当初「東洋医学は国家試験のために勉強すればいい」ぐらいに思っていました。実際、いきなり「神」という言葉が出てきたり、聞き慣れない言葉や経穴の名前には難しい漢字も多かったり・・・。また西洋医学の分野でも覚える事が多く嫌になりそうでした・・・。しかし、先生方やクラスメイトのおかげで1年生を終えることができました。2年生になった今は、臨床につながる授業が多くなり、1年次に覚えたことや今まで経験してきたことが繋がり始め、少しずつ面白いなぁと思い始めています。
また、授業で学んだ解剖学や生理学、東洋医学の知識はアルバイト先のフィットネスジムやスポーツ現場でも活かすことができ、今までよりも更に質の高いものを提供できているという実感があります。さらに、現場で疑問に思ったこと・解決できなかったことを先生に相談し、それを現場で提供するという良い循環が生まれています。
夜間部は幅広い年齢層が集まり、社会人経験者も多くいるため、いろいろな体験談や考え方を聞くことができます。また、先生の渾身のボケに対して、クラスの半分は笑い、半分はポカンとした表情をしていることもよくあります。こういった昼間部では味わえない夜間部の魅力を楽しみつつ、ふたつ返事で学生になることを後押ししてくれた妻、いつも元気に笑顔で迎えてくれる子ども達に感謝しながら、これからも国家試験合格に向けて勉強していこうと思います。
2021年7月