- 髙島 翔太
鍼灸
平成31年度(令和元年度) 鍼灸学科1部卒業
iCureテクノロジー株式会社 勤務
四国医療専門学校を卒業して、鍼灸師となり半年が過ぎました。実際に現場では、施術や時には受付業務などさまざまな経験をしています。働く上で自分が1番大切にしていることは、常に相手が何を求めているのかを考える事です。
鍼灸は体を良くするための一つの方法に過ぎません。もちろん鍼灸をするために国家資格を取りました。鍼灸院であれば鍼やお灸をすることにこだわる事はいいと思いますが、実際のところ鍼灸接骨院って何をやっているのか分からないと言う患者様が来てくださっているのも事実です。いきなり「痛みが強いので鍼をしましょう」ではそういった人にとっては不安で仕方ないと思います。しっかりとコミュニケーションを取り、その人のお身体にあった施術、その人の求めているものに合わせる施術を常に大事にしています。
自己満足の施術をするような無責任な施術者は実際にいます。自分が体を治してもらえるのならばどんな人が良いか、自分自身を客観的に見る視点持つことを常に大事にしています。
治療をする際にも、思いつきでするのではなく、今どんな状態でこの治療をするとどのくらいで良くなるのか、その場しのぎの施術ではなく数ヶ月後のゴールを常に考える、その人の人生の一部に触れさせていただく責任と感謝の気持ちを忘れずに仕事をする事の大切さを学んでいます。
これからも様々な気づき学びを通して、立派な施術者になります。
2020年12月