授業訪問「『連携と協働』の演習Ⅰ」
看護
2025年4月21日(月)
今回は、看護学科1年生の後期に開講した「『連携と協働』の演習Ⅰ」(担当:高畑教員)をご紹介します。この授業の中では、理学療法学科・作業療法学科の学生と交流し、各自が目指す医療職の専門的役割や必要な知識について意見を交換することで、「多職種の役割理解」についての学びを深めました。3月には、理学療法学科・作業療法学科・看護学科の1年生計74名が参加し、6~7名の小グループに分かれて交流を行いました。


まず最初に、学生たちは自分の目指す職種の専門性を考え、職種ごとのキャッチフレーズを作成して共有しました。「あ~なるほど」「いいね」など、互いのキャッチフレーズに感心し合いながら、他職種の専門性を学び、同時に自職種のアピールポイントを再認識していました。さらに、各職種間の共通点、相違点、連携可能な領域について積極的に意見を交換し、グループ発表を通じて学びを共有しました。


学科を越えた授業ということもあり、初対面の学生も多く、コミュニケーションについて教員側は当初心配していましたが、実際は自然に会話が弾み、和やかな雰囲気の中でグループワークが進行していました。学生時代からこのような多職種連携の機会を得られることは非常に貴重な経験となります。
理学療法学科・作業療法学科の学生の皆さん、サポートいただいた教員の皆さん、本当にありがとうございました。