授業訪問「看護研究Ⅱ」
看護
2024年1月22日(月)
4年次後期に看護研究Ⅱ(担当:山下副学校長ほか)の講義があります。
この授業では、量的研究の基礎を学ぶために、日常の中にある疑問から研究テーマを考え、研究計画書の作成からデータ収集・分析・論文作成・発表までの一連の流れを行ないます。
学生は3~4名のグループに分かれて、意見交換しながら研究内容をまとめていきます。
全グループが看護学科の学生を対象に研究していました。テーマは実習に関する内容が多く、「実習に伴うストレス要因と対処行動」「看護学生の死生観の変化について」などがありました。また、学生生活に関するものもあり、「看護学生の睡眠の質に影響する要因の検討」、「看護学生の食事と生活習慣との関係について」など、各々自分自身の体験から選んだ興味深い研究テーマばかりでした。実際に看護学科の他学年にもアンケート調査を行い、論文にまとめて発表を行ないました。
担当教員へ相談しながら初めての看護研究を経験することで、研究目的にそってデータを読み取り、考察するむずかしさを学べたようです。