授業訪問「中医薬膳」
鍼灸
2019年12月25日(水)
鍼灸マッサージ学科・鍼灸学科1部では2年次に非常勤講師の池田佳代先生による「中医薬膳」の授業を行っており、今年で5回目を迎えました!
計15回の授業の中で「薬膳茶」「季節の施膳」「グループ施膳」と内容を変え3回調理実習を実施しています
今回は13回目の授業、中医薬膳の最大のイベントである「グループ施膳」をご紹介します
この「グループ施膳」では、まず12回目の授業で患者役の学生の主訴に対してグループで問診、弁証施膳(主訴に対して患者の体質や症状によって食材や調理法を考える事)などを行い、13回目の授業で実際にそのグループで調理を行うという流れです。
男性5名のグループでは奥様のメモ書きを見ながら調理するなど、各グループの個性が出た素晴らしい調理実習となりました
あるグループでは「鯉が食べたい!」という変わった主訴・・・もちろんこの主訴に対しても問診をして弁証施膳を行いました。
見事な包丁さばきで鯛の刺身、あら汁などが調理されていました
また調理実習で「すき焼き」という斬新なグループもありました(笑)
普段料理をしない学生も自分の与えられた役割をきちんとこなし全員がちゃんと参加していました
味はもちろんですが、飾りつけにもこだわったグループもありました
完成した料理はグループみんなで楽しく美味しくいただきました
とても良い顔をしていましたよ
この中医薬膳の授業を通じて薬膳に関する知識を身に付け、将来患者さんに鍼灸の治療だけでなく食養生のお話もできるようになって欲しいです
もちろん自分自身の食生活を見直す良いきっかけでもありますね!