授業訪問「リラクゼーション方法論」
看護
2022年7月8日(金)
今回は、看護学科3年生の「リラクゼーション方法論」を紹介します!
講師は、鍼灸マッサージ学科の大麻陽子副学校長です!!
西洋医学と東洋医学が融合した授業であり、7学科を有する本校の強みを活かした授業のひとつです
看護の基本は“手当て”であり、「手」を用いたケアの有用性を実感しながら学びます
東洋医学に関すること、マッサージの基本手技や効果について学んだあと、タクティールケアの技術を実践していきます
タクティールケアとは、手で“触れて”痛み・苦しみを緩和するスウェーデン生まれのケアです。
手で触れるケアは、すぐに実践できる、喜ぶ顔が見れる、実践しながら“看護の原点”を確認できるケアです
タクティールケアを始めた頃は、手を添える強さ、順番など、思うようにできなかったようです
しかし、さすがは3年生!授業を重ねるごとに、とってもスムーズに上手く行えるようになりました
ペアの学生がリラックスし過ぎて寝てしまうことも・・・?(笑)
繰り返し真剣に実践した成果は、実技試験で発揮されました
いつもは授業や実習指導をしている教員の背中を借り、タクティールケアの実技試験をしました
試験官の教員からも大好評!3年生の優しくて思いやりのある、そしてリラックスできる手技にお褒めの言葉をいただきました
8月から始まる臨地実習でも、この講義で身に着けたリラクゼーション技術が活用できればいいですね!
優しさ、あたたかさは、皆さんの手からも伝わることでしょう