授業訪問「基礎看護援助論Ⅰ(スタンダードプリコーション)」
看護
2019年5月20日(月)
今回の授業訪問はこの春入学したばかりの1年生の「基礎看護援助論Ⅰ」、
授業のテーマは「スタンダードプリコーション(標準予防策)」です!
患者さんのベッドサイドで呼吸や胸の音を聞いたり、注射や点滴をしたり・・・
これから4年間で学ぶ看護技術はたくさんありますが、看護を行うにあたって、まず重要なのが「スタンダードプリコーション」の知識と技術!
「スタンダードプリコーション」とは病原体の伝搬を防ぐとともに、患者様と医療職者自身を感染のリスクから守るための基本的かつ非常に重要な技術で、今回は手指消毒と手袋・マスク・エプロンの着用について演習を行いました
授業では感染経路やその遮断について学んだあと、専用のローションを手に塗付して日ごろ行っている手洗いを行い、手洗い評価キットの蛍光ランプに当ててみました
いつもの手洗いでは洗い残しがくっきりと光りました
そのあと、スタンダードプリコーションに基づいた「衛生学的手洗い」を行い、
ランプにかざすことで効果的な手洗いについて学習することができました
エプロンやマスクを着用する演習では、初めての実技にどれから着用するのか戸惑ったり、どの面が不潔になるのか考え込んだり・・・
スペースの使い方や物品を準備する場所についても話し合い、テキストをみながらクラスメイトと楽しく実施しました
今回の演習は高校時代のジャージで行いましたが、まもなく白衣も届きます
看護師さんの洗練された動きを目指し、しっかりと考えながら確実で安全な援助技術を身につけましょう!