新入生オリエンテーション
鍼灸マッサージ・鍼灸学科では、新入生を対象としたオリエンテーションを行いました!
これから3年間同じ目標に向かって一緒に勉強するクラスメイトとの親睦を深め、コミュニケーション能力を養い、はりやお灸に対して持っているイメージを共有することを目的に実施しました。
内容は、入学前教育として実施した「入学準備ドリル」の内容を基にした①経穴神経衰弱②クイズ大会③ワークショップです。
まず最初に、①経穴神経衰弱!
「入学準備ドリル」では手の太陰肺経という経絡の経穴(ツボ)の漢字や読み方を学びました。
ドリルを見ながら経穴の漢字を確認し、トランプの神経衰弱のように札をめくって経穴の漢字を揃えていくゲームです。(例えば太淵という経穴なら「太」と「淵」の札を揃える)
続いては②クイズ大会!
「入学準備ドリル」で学んだ東洋医学、西洋医学についての知識について出題しました。
答えが分からない人もいましたが、クラスメイトとの協力プレイで全問正解できました。
最後は③ワークショップ!
入学前教育の課題の1つに鍼灸治療を受けた感想などを「入学準備ドリル」にまとめるというものがあります。
このワークショップでは、その内容を基にグループで話し合い、ポスター制作と発表を行いました。
治療を体験する前と体験した後の印象の変化や自分なりに考えた理想的な鍼灸師像など、人それぞれ違った角度からの視点があり、自分一人では思いつかないような意見がたくさん出ていました。
どのグループも話合いが白熱していました。ポスター制作では、イラストに力を入れすぎて時間オーバーしてしまう班も出るくらい・・・
オリエンテーションの締めくくりはドキドキの発表タイムです!
どの班もそれぞれ個性のあるポスターを制作し、聞き手にしっかりと伝わるよう発表していました。
みんな真剣に発表を聞いており、その内容に共感していました。また発表後には質疑応答を行なうなど、とても充実した時間を共に作り上げていました。
新入生の新鮮な意見、着眼点などは、私たち教員も学ぶところが多くあり、とても勉強になりました!
オリエンテーションを通して、1人1人が鍼灸について認識を深め、しっかり学んでいこうという自覚ができたのではないでしょうか。
この気持ちを忘れずに、3年後の国家試験を全員合格し、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師になりましょう!!
発表したポスターは鍼灸マッサージ・鍼灸学科の校舎の3階・4階に展示しています。
他学科の皆さん、卒業生の皆さん、ぜひお越しになってご覧ください。