第4回「令和相聞歌~メールで恋の歌を~」授賞式
宇多津町と四国医療専門学校が共催する、「令和相聞歌」の授賞式が四国水族館で行われました。
令和相聞歌は恋人の聖地・宇多津町にちなんだ恋歌メールのコンテストです。相聞歌は万葉の時代、男女が恋心を詠みあった歌・・・。コンテストは「平成相聞歌」として2007年度から12回開催しており、元号が変わった2019年度から現在の「令和相聞歌」となりました。
コンテストでは、「恋」をテーマに80字以内の自由な形式で表現した作品を募集。今回は海外を含めた全国から3,393点の応募があり、サイトでの人気投票を経て、選考委員の審査で最優秀賞(1作品)、優秀賞(3作品)、特別賞(10作品)、四国新聞社賞(5作品)、四国水族館賞(5作品)、四国医療専門学校賞(5作品)の計29点の入賞作品が決まりました。
開会式は、令和相聞歌実行委員会 石川 浩会長の挨拶でスタートし、ご来賓の宇多津町町長 谷川俊博様、町議会議長 宮本 隆様にご挨拶を頂戴しました。また、副町長様はじめ、宇多津町教育委員会教育委員様、文化協会会長様、老人会会長様、四国水族館館長様にもご臨席いただきました。そして、令和相聞歌の選考委員である、俳人の家藤正人先生、歌人の田中美智子先生、和歌研究家の田山泰三先生、俳人の吉岡御井子先生をご紹介し、四国最大となる650㎥の水槽「綿津見の景」を前に、参加者一同、ドキドキ!わくわく!で盛大に始まりました
最初に「第7回 うたづっ子俳句コンクール」の受賞作品紹介と授賞式が行われました。うたづっ子俳句コンクールは、平成相聞歌が10周年を迎えた際に地元の子供たちにも俳句に親しんでもらいたい、との熱い思いで始まったものです。俳句に親しむメリットとしては、リズムのある言葉を楽しく音読したり、季節に慣れ親しんだり、短く少ない言葉で意味を表現するなど・・・、のちに改めて学ぶ際に「それ、聞いたことある~!」「ああ、あれのことだね!」と後々、「知っていた!」という状態になっていることなのです。
俳句は昨年夏、宇多津町内の保育所・幼稚園の園児、小学校・中学校の児童生徒を対象に募集。令和相聞歌の選考委員が審査に当たり、優秀賞と町長賞、町議会議長賞、四国水族館しゅこくん賞が決まりました。なんと!「しゅこくん」もお祝いに駆けつけくれて、子供たちも大喜びでした。
「令和相聞歌」の受賞者は全国各地にいらっしゃいます。今回は最優秀賞、優秀賞、特別賞から6名が山口、京都、神奈川、京都、大阪、愛媛、香川から出席されました。それぞれ、石川会長から表彰があり、作品が紹介されて、選考委員から選評を頂きます。先生方の選評も大変盛り上がり、評判になっています。
今年度の最優秀賞 山口県 クラウド坂の上 さん
「あるだけの 好きを詰め込む 雪つぶて」
各賞、作品については過去の結果も含め、令和相聞歌のホームページに掲載しておりますので、機会がございましたらゆっくりご覧くださいませ。
次回も多くの皆さまのご応募を実行委員会一同、お待ちしております!!
令和相聞歌実行委員会(宇多津町教育委員会/四国医療専門学校 地域連携センター)