卒業記念講演 ~医療従事者を目指す者として認知症の理解を深める~
看護
2025年2月26日(水)
卒業記念講演として、映画『オレンジ・ランプ』の上映を行ないました。この映画は、39歳の若さで若年性認知症と診断された夫とその妻の物語であり、さまざまな困難に直面しながらも不安や戸惑いを夫婦で乗り越えていく姿を描いています。
映画視聴後には、学生から「自然と涙があふれてきた」との声がありました。
上映後に、おれんじドア代表の丹野智文氏と社会福祉法人新生寿会 ありすの杜きのこ南麻布の施設長 宮本憲男氏による貴重な講演と対談が催されました。




学生からの質問にもお答えいただき、丹野さんにとっての幸せ、医療従事者としての関わり方を知ることができました。


学生にとって、認知症とともに生きていくためには、人と人とのつながりや安心して暮らせるため環境づくりの大切さを学ぶ機会となりました。
また、生活の中での工夫を大事にすることが暮らしに繋がることも知りました。
丹野さんの経験を伺い、医療従事者を目指す者として、その人らしさを忘れない支援をしたいとの志を持ちました。

大変貴重な機会をありがとうございました。