手話講座に参加しました!
看護
2024年10月11日(金)
看護学科ではクラブ活動の一環として、希望者を募り手話講座を開催し、1・2年生15名が参加しました。講師に香川県手話通訳問題研究会 医療班 河崎好子先生を迎え、「聴覚障害者とのよりよいコミュニケーション」をテーマにお話をして頂きました。
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最初にスライドを使って聴覚障害者が感じている想いやコミュニケーションの難しさなどの説明があり、その後ヘッドホンを利用して耳が聞こえない体験をしました。4~5人のグループとなり、その中の一人が、耳が聞こえない役をします。「採血をします」などの課題カードが配布されると、ジェスチャーや口の動きを大きく開けるなどグループ内で工夫しながら伝えていました。講師の河崎先生以外に4名の方がサポートしてくださいました。最後は、基本的な挨拶や医療の場で使う簡単な手話の紹介、参加者みんなで手話を学び、「ありがとうございました」と手話で伝えて終了しました。
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参加学生の感想の一部を紹介します。
・障害があるからできないことが多いと考えるのではなく、できることもたくさんある。配慮することで相手の尊厳が守られないこともあるのだと思いました。自分も知らないうちに尊厳を傷つけるような行動をしていないかと考える機会となりました。
・口唇の動きや表情だけでも伝えることができると体感できました。また相手の状態に合わせたコミュニケーション技法を選択する必要があることも理解できました。耳が聞こえない体験では、聞こえないことで不安な思いがありました。このような思いをしているのだと感じることができ良かったです。
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