救急看護 BLSプロバイダーコース
看護
2024年9月28日(土)・29日(日)
看護学科4年生が「救急看護」の授業の中で「BLSプロバイダーコース」を受講しました。
※BLS(Basic Life Support):心肺停止または呼吸停止に対する一次救命処置、救命の基礎のこと。
このコースでは、全年齢層の傷病者に対する質の高いCPR(Cardiopulmonary Resuscitation:心肺蘇生法)を行うスキルを習得し、救助者が一人の場合と複数の場合のいずれにおいてもスキルを実践できるように練習を行ないます。このコースで学習するスキルにより、心停止を認識し、迅速に救急対応システムへの出動を要請するとともに、質の高いCPRを自信をもって対応できるようになります。( 日本ACLS協会ガイドホームページより)
アメリカ心臓協会(AHA)の作成した動画を見ながら、熟練したインストラクターから細やかな指導を受けました。病室に入り患者の状態が急変していた時の対応として、意識の確認、呼吸の確認、脈拍の確認、応援の要請など緊迫した雰囲気の中で実践することができました。学生は「半年後には看護師として命を預かる現場で働くので、しっかりと実践できるように実技をマスターしたい」「看護師として働くことに不安がいっぱいだが、少しでも自信が持てるようにBLSを自分のものにしたい」と話していました。
人体模型を使用して、乳児から成人まですべての年齢層に応じた胸部圧迫法・人工呼吸法・AED使用操作等の心肺蘇生の実技練習、成人・子供への窒息時の対処方法など、1グループ2~3名のチームで学生同士協力しながら学習しました。緊張感を持ち真剣に取り組み、大変貴重な学びを得ることができました。
その結果、クラス全員がBLSヘルスケアプロバイダー資格を取得することができました!