クリティカルシンキングⅡ
看護
2024年9月20日(金)
看護学科4年生38名が、「クリティカルシンキングⅡ」の授業の中でケーススタディの発表を行いました。
今回のケーススタディでは、実習での患者の方との関わりを通して「実施したケアは正しかったのか」「より個別性のある援助はあったのか」「自分の関りがどのように患者様に影響したのか」など引用文献を用いて根拠をふまえた考察を行いました。
化学療法や手術など痛みや苦痛を伴う患者の方に、看護学生として何ができたのか、適切な観察や援助はできていたのかなど、自分が考えた援助について振り返り、今後の課題を明確にすることができました。また、認知症の方に対しどのような関わりが有効であったのか、発達障害や自閉傾向にある方との距離感など、学生が悩み試行錯誤しながら援助した様子がよく分かりました。3年生の時に行った、クリティカルシンキングⅠで得た学びや課題を活かしながら看護学生として大きく成長している姿に感動しました。
4年生の発表を2年生・3年生が聴講しました。
3年生は領域別実習を行っており、自分たちが現在困難に感じている患者の方との関わりや援助について「4年生の発表を聞き自分も実習で取り入れてみたい」「自分は4年生みたいにできるかな」「4年生はすごいな」など様々な意見がありました。
2年生は基礎看護学実習Ⅱや小児看護学実習Ⅰが迫っており、「自分たちもいつか4年生みたいになりたい」と語っていました。活発な質疑・応答が行われ実りのあるクリティカルシンキングⅡの発表となりました。