宇多津町でフィールドワークを実施!地域特性を学び、親睦を深める活動報告
看護学科1年生では、学校の所在地である宇多津町を中心に毎年フィールドワークを行なっており、今年で4回目となりました。フィールドワークの本来の目的は、仲間との親睦を深めることです。入学して2か月が過ぎ、新しい友人ができていますが、普段あまり話さない友人とも会話し、一緒に行動する事でお互いのことを知る良いきっかけにもなります。
当日の6月13日は曇り空で、最高気温30度、蒸し暑い一日でした。今年度は、学校が所在する宇多津町の地域特性(人口動態、地理的な特徴など)を考慮し、訪問先の事前調査を行い、自分たちで訪問のアポイントメントも取っていました。そして実際のフィールドワークでは、訪問した各施設の方々や地域の人々に直接インタビューを行いました。
学生たちは、7つのグループに分かれて地域の散策を行い、行政サービス(社会資源)について調べました。宇多津町が運営する子育て支援施設(はぐはぐランド)、児童館(キッズプラザ宇多津)へ訪問して現状調査を行い、また街のバリアフリー化や小学校・園児の通学・通園時の危険箇所、町内の観光資源など、多岐に渡る調査を実施しました。
とても蒸し暑い日でしたが、楽しい散策となりました。フィールドワークを終え、学校に戻ると汗びっしょりでしたが、みんな口々に「楽しかった!」と笑顔がみえました。グループやクラスの親睦も深まり、新しい発見をたくさんすることができ、いい経験になりました。
【まとめと発表会】
6月25日にフィールドワークで学んだことを発表会で報告しました。学校内で本格的な発表を行うのは、今回が初めての経験です。タブレット端末内のパワーポイントを使い、グループメンバーで画面共有を行い現地で撮影した写真や動画の加工や貼り付け作業を行うなど、みんなで楽しみながら発表会に向けてまとめを行いました。発表会では、フィールドワークの目的・学び・今後の課題も述べることができていました。
グループそれぞれが、地域の行政サービス(社会資源)を調査して、そこで暮らす人々の目線に立ってインタビューも行うことで、少しだけかもしれませんが宇多津町で暮らす皆さんの生活を知ることできました。この学習を通して得た経験を、後期に予定している「基礎看護学実習Ⅰ」や「地域の暮らしを守る演習」にも活用し、将来的には私たち看護学生や看護師に求められている役割についての理解を深めて欲しいと思います。