福祉用具体験を通じて社会資源の活用を学ぶ!実習で得た知識を活かす
看護
2024年5月24日(金)
看護学科3年生42名が、社会資源の活用への理解を深めることを目的として、矢崎化工株式会社の方を講師にお招きし、1時間目に講義を受け、2時間目に実際に福祉用具を体験しました。
社会資源とは、健康や生活に問題が生じた際、その人が健康の回復や生活の維持などのために活用できるあらゆるものをさします。たとえば公的な機関・制度・サービス、民間の団体・個人、物資や情報などがあります。今回は、この中の物資にあたる福祉用具の理解を深め、看護に活かしてもらえるよう企画しました。
体験した学生からは、以下のような感想がありました。
① 実際に使用してみると、利用者と介護者の負担をかなり削減できすごいと感じました。臨地実習で、移乗援助などもしたことがありますが、全く腰への負担などもなく、利用者役で体験した人に聞いても楽だったと返答がありました。もっとこのような福祉用具について知りたいと感じました。
② 印象に残ったことは、今の時代では、ただ手すりを置くのではなく、見た目が重視されており、カラーバリエーションが豊富で利用者の選択肢が多いことです。説明を聞いて、周りからの目を気にする方が多いことが分かりました。
3年生は9月から本格的な病院での実習がはじまります。今回の学びを活かしてほしいと思います。