「連携と協働」演習Ⅱ:異学年交流と実践的学びで看護力を向上
看護
2024年2月28日(水)
「連携と協働」の演習Ⅱは、新しいカリキュラムで加わったの授業のうちの1つです。この授業では、異学年間による交流学習を行なっており、学習進度が異なる学年が、事例をもとに演習をおこない、学び合うことで看護実践力を高めあえる機会となるように設定しています。
今回、看護学科1・2年生を対象に坂出市立病院 森薬剤師にご講義をいただきました。
「連携と協働」について、入院中の患者の手元に薬が届くまでを例にとり説明すると、
- 患者を診察後、薬を処方するのが医師
- 医師が処方した薬を調剤するのが薬剤師
- 処方後に調剤した薬を扱うのが看護師
という風に患者の手元に薬が届くまで様々な職種が関わる仕組みになっています。
今回の講義内容は「糖尿病とインスリン注射」です。森薬剤師の話を伺った後にパンフレットを見ながらのロールプレイ。
ロールプレイ後には、森薬剤師の指導の下、本番さながらの演習を行いました。
「患者さんへの指導は褒めつつ、不足している技術指導を行いつつ、患者さんの理解度を判断。このことが患者さんの治療継続と生活の質(QOL)を向上させる」という言葉で講義を終了しました。
患者の方にとって必要な看護を考えながら実践していきましょう。