看護学科2年生が継灯式に参加!ナイチンゲール精神を学び、看護師としての決意を新たに
看護学科2年生が継灯式に参加しました。
「継灯式」には、「灯にやどるナイチンゲールの看護の精神を受け継いで欲しい」という思いが込められており、学生たちが抱いている将来の展望や看護師像について志を新たにする機会となっています。
同窓会からは花束と記念品としてバインダーの贈呈があり、また学生自治会からは1人ひとりに1輪ずつ赤いバラが贈られました。
式典後の記念講演では、特定非営利活動法人ジャパンハート 武内三惠さんに「国際医療の現場からのメッセージ~感性の声を聴いて行動する~」をテーマにお話しいただきました。
武内さんは香川県出身で、看護師として大学病院ICUでの勤務後、特定非営利活動法人ジャパンハートの国際看護長期研修(現在の国際看護師研修)に参加しミャンマー・カンボジアにて医療活動に従事、2010年ジャパンハートに入職後は海外・国内における地域医療の研修プログラム運営や現地指導、災害医療活動に携わられています。
武内さんの講演を通して、学生はいろいろなことを思い、感じ、学んだようです。
「最大の失敗は行動しないこと」
この言葉通りに行動している武内さんの話をうけ、チャレンジすることの大切さに気付くことができ、失敗を恐れず興味のあるものに対して行動してみようと思ったようです。
「日本のベストが現地のベストとは限らない」
災害時や海外では時に医療機器のない状況でも対象者の状況を把握し対応しければなりません。医療機器がない中で、自分で観て触って聴くといった五感をフルに活用し看護することも必要だと感じたようです。
また講演後には、海外での家族看護やトリアージ(多くの傷病者らが居る状況において、傷病の緊急度や重症度に応じた優先度を決めること。)に関する学生からの質問にもお答えいただき、大きな学びとなりました。
学生の胸を彩るガーベラには「常に前進」「希望」「光に満ちた」という花言葉があります。
看護の道を目指し常に前進してほしいと思います。