学園トピックス TOPICS

「クリティカルシンキングⅡ」の授業で看護学科4年生５２名がケーススタディの発表を行いました。 

今回のケーススタディでは、実習中の患者の方との関わりを通して「あの関わりはよかったのか」「実施したケアは正しかったのか」「もっといい関わりはあったのか」など引用文献を用いて根拠をふまえた考察を行いました。 

COVID-19対策で家族との面会制限がある中で、不安に寄り添う援助や患者の方の希望に寄り添う看護ができていたのかなど、実習中には見えてこなかったものについて考えることができました。実習中は患者の方に対しできることを考えながら援助を行なっています。しかしながら患者の方との関わりを振り返ることによって、自分に足りなかったこと、根拠に基づいた考え方や援助の方法などを考えることができ、今後の課題を見つけることができました。

学生たちは、コロナ禍の中、実習を引き受けてくださった病院・指導者の方・受け入れてくださった患者の方に感謝し、更なる成長を誓いました。