看護学科で学ぶフィジカルアセスメント:臨床判断演習Ⅰで看護師としての基礎技術を習得
看護
2023年9月7日(木)
看護師は、「気づき」「解釈」「反応」「省察」をもって患者の方の状態を判断していきます。これをフィジカルアセスメントといいます。看護学科では、2年生を対象に、放送大学大学院文化科学研究科生活健康科学 教授 山内豊明先生を講師に招き「臨床判断演習Ⅰ」の授業でフィジカルアセスメントを学びます。
※フィジカルアセスメント:問診・視診・触診・打診・聴診などを用いて、健康上の問題を査定・評価すること
円柱を例にとって考えてみましょう。
これが重要なんです!
これは、私たち看護師や学生は思い込みや一方的観察で患者の方を見てはいけないという講義内容の一幕、講義を受けている学生からは「確かに!」という言葉やうなずきがみられました。
フィジカルアセスメントは看護師の満足のために行うものではなく、患者の方が必要な治療や看護を受けるために使う基礎技術です。
この講義を受けた学生が看護師になり、このフィジカルアセスメントを用いながら臨床の場で活躍することを楽しみにしています。
まずはその前に12月から始まる基礎看護学実習Ⅱでも活用してみましょう。
学生にとって貴重な学びの場となりました。山内豊明先生、2日間ありがとうございました。