第4回 夏休み小学生宿題チャレンジ
「第4回 夏休み小学生宿題チャレンジ~四国医療で遊ぼ!学ぼ!~」が本校の健民センターで開催されました。
このキッズ向けイベントでは、本校教員が医療資格(看護師、理学療法士、作業療法士、柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師)の専門性を活かして、小学生の夏休み宿題である自由研究のお手伝いを行います。
今回の授業は低学年、高学年あわせて11コース、全部で150名の小学生が参加してくれました。
柔道整復学科では、現役選手(なんと!おふたりとも柔道整復学科の学生さん!)が速く走れる方法を伝授!
まずは体の硬さを取ること、そしてストレッチといろいろなジャンプ、走るフォームなど・・・早く走るために身に付けることを楽しく元気に学びました。
子どもたちはもちろん、同伴者さまも盛りだくさんの内容に大満足のようでした。
鍼灸学科は「お灸を作って体感しよう!」と「神経衰弱でカラダを知ろう!」、実際にヨモギからもぐさを作り、棒灸というお灸を皆で体験しました。
温かくて心地良いお灸はセルフケアに最適。
小学生の皆さんにお灸を知ってもらってうれしいです。
神経衰弱では、ツボと骨と筋肉の絵を描いて、手作りカードを作り皆で楽しく遊びました。
解剖とツボをセットで覚えて、ツボの取り方のコツや効果についても楽しく勉強して、みな「ツボ名人」になりました。
理学療法学科は骨と筋肉の研究です。骨模型を使って、骨の数と種類、性格、お仕事や骨を強くするためのポイントについて学びました。
筋肉では、赤い筋肉と白い筋肉は何が違うのかなぁ?と教員がいろいろと質問しながら楽しく進行~。
同伴者さまも一緒にお勉強・・・、たくさんのホネ博士、筋肉博士が誕生しました。
作業療法学科では、肩や肘、足が痛い人のためのお助け道具を作りました。
困っている人たちの、かゆいところに手が届くように・・・と、途中難しいところもあったと思いますが、皆熱心に取り組んでいました。
作業療法の職業理解にも繋がったことでしょう。
また、好きな材料を選んでオリジナルスノードームを作成。
いらないものでも、こんなにステキにできるのですね。
世界で一つ、小さな世界、「こんなんできた!みて~!」とうれしそうに見せてくれた子どもたちもいました。
看護学科では、夏休み前屈チャレンジと防災マップを作りました。
毎日のストレッチでどれだけ体が柔らかくなるのか?ストレッチするとき、筋肉はどんなふうに動くのか、学びながらストレッチを行うことで、自分の体のこともよく理解できます。
また、豪雨による崖崩れや浸水、地震による津波や家屋崩壊など、いつ発生するかわからない自然災害に備えるため、自分の住んでいる場所の防災マップを作成しました。
普段から家族みんなで防災意識を高めておくことが大切ですね。
小児はり体験コーナーには、80名の子供たちがきてくれました。
小児はりは、お子さまの心身のバランス発育を整え、毎日機嫌良く過ごせるように考案された、江戸時代から伝わる治療法です。
10分以内の短時間治療で、刺さない!気持ちいい!魔法のような小児はり♡
今回は卒業生で女性鍼灸師5名のご協力により、多くの皆さまに「小児はり」を知っていただく良い機会となりました。
当日も大変暑い日でしたが、水分補給や休憩を取りながら、すべての授業が無事に終わりました。
ご参加の皆さまには、ご協力いただき誠にありがとうございました。
次回もどうぞお楽しみに。