「笑いと医療」
看護学科3年生を対象に、大阪で活動している「認定NPO法人 日本クリニクラウン協会」による「笑いと医療」の授業が行われました
例年は来校していただき、活動内容やコミュニケーション方法の体感などの講義でしたが、今回は新型コロナウイルスの影響を考えて、リモートでの実施となりました
クリニクラウンとは入院生活をおくる子どもの病室を定期的に訪問し、遊びとユーモアを届け、子どもたちの笑顔を育む道化師のことです
病気の治療のために、さまざまな制限の中で入院生活をしている子どもたちが思いきり笑い、主体的に遊ぶことのできる環境をつくること、それがクリニクラウンの役割です。(日本クリニクラウン協会HPより抜粋)
ユーモアたっぷりパワフルなクリニクラウン講師の動きに、学生はみんな笑顔になりました
講義では、クリ二クラウンの活動を通して入院中のこどもたちの様子や関わり方について学んだ後、学生全員で輪になりコミュニケーションについて考えるワークを行いました
各々がパーソナルスペースの取り方にどんな特徴があるかに気付くことができました
次に2人組のワークでは、相手の動作を真似や目を閉じ声も出さず案内をするなど、非言語的なコミュニケーションについても深く考えることができました
2日目のワークでは、銅像役をしているクラスメイトのポーズを見て、どんな感情を持っているのかを探ったり、他己紹介を行なったりしました
他己紹介では、クラスメイトの情報をどのように面白く表現し周囲に伝えるか、スピーチ力が問われました!
これらのワークを通して、自分の行動を見つめ、自分とは違う価値観や考え方を理解し、人と関わることについて考えることができました
この「笑いと医療」の授業で、遊びやユーモアを通して相手を笑顔にすることができるコミュニケーションの大切さを学びました!