あん摩マッサージ指圧総合実技審査
鍼灸マッサージ学科3年生を対象に、あん摩マッサージ指圧総合実技審査が行われました!
課題は、
- あん摩:肩や背中への施術(片側)
- マッサージ:足首から膝までの施術(片側)
- 指圧:臀部(おしり)から足の後面への施術(片側)
を各8分間で行うこと
一般的に「マッサージ」という言葉が良く使用されていますが、実際には「あん摩」「マッサージ」「指圧」といった発祥や手技などそれぞれ異なった3種類のものになります。 そのため、学校では「あん摩」「マッサージ」「指圧」の3つの手技技術やどのような患者に対して行う施術なのかといった知識を身につけます
また、実際の施術においては、技術面だけでなく声掛けや誘導などといった患者への配慮も大切です、この実技審査では技術や配慮などを総合的に評価します
まずは「あん摩」です!
1年生の時から授業で学んできた手技です。しかし実技審査という事で、皆さんの緊張が手を通じて伝わってきます
今年から施術姿勢も評価の対象となりました。手技の評価だけでも緊張するのに、施術姿勢まで加わり・・・プレッシャー2倍です
プレッシャーも何のその、さすが3年生!とても上手です!
続いて、「指圧」です。
指圧には、押圧操作の3原則があります。
①垂直圧 ②持続圧 ③集中 です。
単に押すだけじゃなく、実は奥が深いものなのです、しっかり練習していないと難しいです
最後は、「マッサージ」です。
滑剤を使用して皮膚に直接触れて手技を行います。一般的には「オイルマッサージ」のイメージが強いかもしれませんが、今回はタルク(パウダー)を使用します
タルクの量一つとっても難しく、多すぎると施術する一面が真っ白に、逆に少なすぎると手が思うように滑らず患者さんに不快な思いをさせてしまいます。皆さん慣れたもので、多すぎず少なすぎず適量を使用できています
そして各8分間の施術後には、評価者からその場で良かった点や改善点などのフィードバックを受け、今後の課題が各自みつかったと思います
国家試験に向けての毎月の模擬試験やはりきゅうの総合実技審査もあり、肉体的・精神的に大変な日々が続きますが、「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師」資格取得を目指す学生達の目は輝いています。今日も充実した1日になったのではないでしょうか
11月には、他校教員が評価者となる東洋療法学校協会「あん摩マッサージ指圧実技評価審査」が行なわれます。自信持って施術できるよう授業や臨床実習で、さらに手技を磨いてください!
授業時間前の朝練習!授業での練習!!授業時間後の放課後練習!!!
実技評価審査に合格するためそして将来の患者のため今は練習あるの
応援しています!!