「体のだるさを取るツボ」
「体がだるいとき、どのように対処したらよいのでしょう!?
「だるさに効果のあるツボがあれば教えてください!
「五月病対策に良いツボはありますか!?
とリスナーさんから リクエストをいただきました
このところ気温差も続いて、体調不良の方も多いですね、そんなリクエストにお応えして今回は「体のだるさ」についてお話しします
「だるさ」とは、 心身が疲れた時に感じる疲労感や倦怠感のことですが、さまざまな原因があります。
- 運動や肉体労働による筋肉疲労
- 頭の使いすぎによる精神疲労
- 運動不足による血行不良
- ストレスや不規則な生活習慣による自律神経の乱れ
- 栄養不足など
だるさは体を休めるためのサインですから、放っておくと、疲労が蓄積して心身のさまざまな不調につながる場合があります、だるさを感じたら無理をせず、十分な休息をとることが大切ですね
一方で、ストレスや生活リズムの乱れが原因になっている場合は、活動すべき時間帯に活動しないと、さらにだるさを感じやすくなるので、ツボ押しなどでリフレッシュして体を活動モードに切り替えましょう
だるさを取るツボ 足三里(あしさんり)
健康長寿のツボで有名です。あの松尾芭蕉も長旅のケアとして足三里にお灸をしていたと記されています。足三里は胃とつながりのあるツボで、胃の調子を整えます。気の不足などによる症状(やる気がでない、疲れやすい、声が小さい、体力がない、冷えやすい、足がむくみやすいなど)や、体全体の治癒力を高めます。刺激すると全身の脱力感や倦怠感がとれて、心身ともに活力がわきます
ツボの取り方
イスに座ります。膝は自然に曲がった状態ですね。小さくて丸い膝のお皿を触ってみてください。お皿のすぐ下(内外に)にくぼみがあります。外側のくぼみから指幅4本分ほど下がったところが足三里です。親指を重ねてツボに当て、他の指は後ろのふくらはぎに添え、やや強めに2~3分押しもみしましょう。お灸はさらに効果があります!市販の台座灸をご利用ください。
Qどのくらい続けると良いですか!?
最低でも2週間はツボ刺激を続けてみましょう。それでも効果を実感できない場合は、さらにもう2週間継続しましょう。ツボ押しもお灸も同じです。
「なかなか疲れが取れないなぁ・・・」
「しっかり睡眠取って、しっかり栄養も取ってるのに体の疲れが取れない・・・」
このような人はどうなのでしょう!? 代謝が下がっているのが原因でしょうね。
おそらく胃腸の働きが弱っています。胃腸の働きが弱っていると、消化力も弱まります。消化力が弱いと、消化酵素(体内の化学物質)の消費も激しくなり、代謝は後回しにされてしまうのです
腸内環境が悪いと、悪玉菌が優位な状態(便秘・おならが臭い・おならがよく出る)になります。悪玉菌が優位な状態は、食べたものがしっかりと消化・吸収されずに腐敗が進みます。当然、栄養も吸収されにくくなるので、代謝がさがる原因となるのです。
また、運動不足だと、代謝が悪くなります。適度な運動(ウォーキング20分)を毎日こころがけましょう
そして、食生活も要因の一つですね、人間の吸収できる栄養素のうち、とくに代謝に関係するのがビタミン・ミネラルです!
おすすめの食べ物は野菜や果物野菜や果物にはビタミンやミネラルが豊富ですし、腸内環境を整える食物繊維も豊富です。
食べ過ぎも改善するようにしましょう
だるさ以外にも症状がある場合や今回紹介した対処法を試してもだるさが解消されない場合には早めに医療機関を受診してくださいね