「表情イキイキ!動脈と重なるツボで顔色&肌ツヤアップ!」
明石市のリスナーさんからリクエストです!
「大麻先生に教えていただいたツボを押しながらラジオを聴いています。先日、久しぶりに会った友人に、顔色が悪いと言われました。え~!ショック!!体は元気なのに・・・顔色をよくするツボなどありますか!?」
顔色が悪かったり、顔がむくんでいたりするのは「顔の筋肉のこり」に原因がありそうですね。ふだん、どうでしょう、肩や首のこりを感じますか!?肩がこる、首がこる、と同じように顔の筋肉もコリがでるものです。筋肉がこると血行不良になって顔色が悪くなるほか、リンパの流れも滞って老廃物が溜まり、むくんでしまいます
そのほかに考えられるのは噛みしめですね!緊張が続いたり、ストレスを感じたり、寒い時なども奥歯をグッと噛みしめますね。
これも顔がこる原因です、長時間スマートフォンやパソコンの画面を見続けることで起こる目の疲れも、原因のひとつと考えられます 例えば、子どもは大きな声で笑ったり、泣きじゃくったり、表情が豊かでしょう。子どもの頃は顔の筋肉をまんべんなく使っていたのに、大人になるにつれて、顔のなかでもよく使う筋肉とまったく使わない筋肉が出てきます。すると、血流やリンパの流れを促すために必要な筋肉が衰えてしまい、顔のこりやたるみが定着してしまうのです。筋肉を使わないと衰えてしまうのは顔も同じです
今回はリクエストにお応えして、血行をよくする簡単な運動と、血流を効率よくアップする顔のツボをご紹介しますね
ツボ押し前に、まずは全身のウォーミングアップ!体を軽く動かしましょう
①肩を回して鎖骨近くのリンパ節を活性化します。
肩に指先を当て、鎖骨と肋骨を動かすように肘を回します。大きく回しましょう。
前後に各10回、反対側も同様に。左右同時に回してもOKです。
②全身の伸びで一番大きな関節「股関節」とリンパ節があるそけい部を刺激します。
肩幅程度に足を広げて立ちます。片方の足を1歩後ろに引き、両手を組んで伸び上がり、そけい部を伸ばしましょう。気持ちいいでしょう。反対側も同様に。全身の伸びは、股関節とリンパ節があるそけい部の刺激にもなります。
③血行を滞らせない座り方、骨盤を立てて座る。 頭を前後左右に動かして、ラクに座れる位置を探し、そのまま保つ。坐骨の上に背骨を積み重ねるようにまっすぐ座り、真上に頭を乗せましょう。背中を丸めてうつむく姿勢は首がこわばり、頭や顔への血流が滞る原因に。
④首の後ろをストレッチ
両手を頭頂に当て、顎を胸にゆっくりと近づけます。
ウォーミングアップで血流をよくした後は、ツボを押して行きましょう。首や耳、あごにある、動脈と重なるツボを効率よく刺激していきます。軽く触ると「トクトク」と拍動を感じます。指先で優しくトントンとタッピングしたり、軽く揉んだりなどして刺激しましょう!
①缺盆(けつぼん)左右の鎖骨の上のくぼみで、やわらかい場所です。リンパの流れの真上にある大事なツボ。ここを押すだけで顔色が明るくなることも。周辺を優しく刺激します。3本の指で鎖骨沿いをトントンとタッピングしましょう。
②人迎(じんげい)首の前で喉頭隆起(のどぼとけ)の両側にあり、拍動が感じられる場所です。血行促進効果があるツボですが、血圧変動が起こりやすい場所でもあるので、ごく軽く触れる程度にしましょう。
③完骨(かんこつ)耳たぶの後ろに小さく丸い骨が触れますね。その骨のすぐ後ろにツボがあります。ここも軽く揉みましょう。 顔と離れているツボを刺激するときも、顔に働きかけるという意識で行うと、より効果が出やすくなります。
⑤ 大迎(だいげい)下顎角(下あごの角 エラが張ると言われるところ)から2cmほど前です。歯をぐっと噛みしめると少し盛り上がるところです。軽く揉みましょう。
顔は情報収集を行う目や鼻、口と耳もあり、とても酷使される場所です
疲労を解消して、血流、むくみを改善し、血色良く、ツヤのある顔を手に入れましょう