「春の養生法 苦味と酸味の食材を多めに摂る」
旧暦ではこの季節から1年が始まります!
春は芽吹きの時、新しく命が生まれ育ちはじめます。方向は東、色は青、新緑の木がこの季節を象徴します。
ふきのとうなどの苦味と酢の物やイチゴなどの果物の酸味、ニラや椎茸・緑黄色野菜などを多めに食べるときです。
また、ストレッチと心のリフレッシュを忘れずに過ごしましょう
「啓蟄」 新暦で3月5日~3月20日頃
この時期は花粉症のピークになります。春は動き始め、「立春」くらいから花粉症の症状が出始める方が多いのですが、この虫も動き出す啓蟄の時期にピークになります。
じつは花粉症を治すためには冬の養生が重要なのです!!冬は滋養強壮の食事を心がけ、ゆっくり寝て体力を温存します。これでまず免疫力をアップさせます。そして春になったら、酸味の食べ物、肝臓強化のシジミやシイタケなどを食べたりして、便秘しないようにデトックスします
自律神経が弱っている方は、情緒不安定からうつ病になりやすい時期です。うつ病予防には、呼吸法が効果があります。特に朝の太陽を見ながらの深呼吸が、春の季節には効果的です
桃の節句には蛤が食されます。貝殻が二つ合わさったものなので、めでたいものの象徴とされますが、健康を保つのにも有効です。気を鎮め、痰を切るとともに口渇を癒し、視力低下を治します。解毒作用もあります!
「春分」 新暦で3月21日~4月4日頃
春は、怒りの感情が強くなります。すべての物事が始まるのですから、怒るというパワーは重要です、初めの一歩を踏み出すパワーの元は、怒りです。
しかし、怒りのパワーが強過ぎてしまい周りに誰もいなくなっては、何も始まりません。
みなぎる怒りをコントロールすることが必要です
そんな時は甘いものを食べてみるのです。スイーツには顔もほころびますが、心も筋も緩み怒りの感情も和らいできます
この季節は、まさに酸っぱい青春と言うべき時期です。活動した後のレモンのはちみつ漬けは、クエン酸サイクルの回転をよくして、パワーをみなぎらせます。ビタミンCも一緒に摂れるので効果的です