「胃を元気にする足ツボ7選」
胃が動いていない・・・重い・・・ムカムカする・・・身体の真ん中である「胃」に不調をきたすと、心も体もだるくなってしまいますね
そんなときに試してほしいのが、足にある「胃もたれに効くツボ」です
気軽にツボ押しできる足は、場所を選ばず胃もたれをケアすることができます
土踏まず(上の方)
足の裏には「反射区」と呼ばれる、身体の臓器の動きを活発にしてくれる領域があります!
胃もたれやむかつきなど、胃の不調に対応しているのは土踏まず。それも、上の方がよりピンポイントです。
最初に足裏全体を、手をグーにしてグリグリとさすり柔らかくしたら、土踏まずを重点的に押してみましょう
太白(たいはく)
足の親指の内側からかかとに向けてなぞっていくと、最初にへこんでいる部分があります。足の親指の骨の付け根のすぐ下あたりです。そこが「太白」です。
ここを親指でギューッと指圧していきます、胃が疲れているとかなり痛いです
「太白」を刺激すると、内臓の血液の巡りをよくしてくれる働きがあります!
胃もたれの解消には、肝臓などの他の臓器も元気になる必要があるので、このツボはぜひ押しておきたいツボですね
衝陽(しょうよう)
足の甲にあるツボです。
人差し指と中指の付け根の部分から足首に向けて、3センチほど下がったところにあります。左右に骨があり、その真ん中のへこみの部分です。
このツボは、胃もたれの他に、吐き気や食欲がない時にも押しておくといいツボです
手の親指よりも人差し指の方がへこみにフィットし、しっかりツボ押しできますよ
厲兌(れいだ)
足の人差し指の爪のキワにあるツボです。中指側の爪の側面と覚えておくといいでしょう!
ここは、胃がムカムカするときや吐き気があるときに効果の高いツボです。
手の親指と人差し指で、つまむようにしてもみましょう。右足と左足で試してみて、より痛いと感じる方を集中してもむと効果が高いと言われています
足三里(あしさんり)
ひざの外側、ひざの皿の骨の下から指4本分下がったところにあるツボです。
胃をはじめ、身体全体の不調に効くと昔から言われているツボです!
すねの太い骨に沿うように押しましょう。少し強めで、足先にズーンと刺激が伝わるぐらいの力加減が目安です
上巨虚(じょうこきょ)
「足三里」より1.5cmほど下に下がったところにあるツボです。
このツボは、口に酸っぱいものが上がってくるように感じたとき(胃酸が出過ぎている時)に押すと効果的と言われています。
いきなり力を入れてグッと押すとけっこう痛いので、少しづつ力を入れながら、じっくり刺激するのがおすすめです
梁丘(りょうきゅう)
ひざの皿の上のふち(外側)から指3本分上に上がったところにあるツボです!
ここを押すと、胃もたれや胃痛を抑え、腸の動きも正常に戻す作用があります。
とは言えこのツボも、胃の調子が悪い時に押すと痛いので、急に力を入れずに少しずつ押していくのが良いです
胃もたれ解消を助けてくれる足のツボは、ひざから足先にかけてこれだけあります!!足のツボなら寝ながらでも押せるので、胃もたれがツラくて横になっているときにでもできますね
年末年始やお祝い事など、ごちそうを食べる機会が重なると、だれしも訪れる可能性のある胃もたれ足のツボのマッサージは、自分でできる応急処置の一つとして覚えておくといいですね
ただし、足のツボを押したから万事OK!というワケではなく、日頃の食生活や生活リズムも見直しましょう!
目に見えない部分ですが、美味しい食べ物を楽しむためには欠かせない「胃」は、家族全員で大切にしていきたいですね