「眠気をスッキリさせるツボ」
2017年5月
目が覚めるツボ①:目の周りが重い時
睛明
目頭のちょっと上。骨がカーブしているところの角の裏側。
押し方
骨がカーブしているところの角に親指を当て、内側ななめ上に向かって差し込むように押す。
目が覚めるツボ②:頭がボーッとする時
天柱
後頭部の髪の生え際で、首の中心にある「僧帽筋」のすぐ外側。 左右にある。
押し方
親指の第一関節を曲げて、指先で頭の中心に向かって押し上げる。
目が覚めるツボ③:身体がだるい時
労宮
中指の骨を、指の付け根から下に辿っていき、手のひらの中央少し上あたり。中指の骨の、薬指側の際。
押し方
親指の第一関節を曲げて、指先をツボに当てたら、いったん押してから指の骨の裏側に指を入れるイメージで人さし指の付け根に向かって押し上げる。
ツボは身体を正常に戻すメンテナンススイッチ
神経を道路に例えると、ツボは各地に向かうさまざまな道路が集中している都心部の幹線道路の中心です!神経伝達物質はそこを走っている車で、幹線道路が渋滞してしまうと、各地へ向かう道路も連動して流れが悪くなります
つまり、ツボを押すことは、交差点にひしめき合っている車(神経伝達物質)の交通整理をして、スムーズな流れを促すイメージ!すると、脳への情報伝達が改善され、脳からの指令が身体の各部位に届きやすくなります。情報伝達が正常に機能すれば、私たちが本来持っている自然治癒力が活発に働き、身体の機能も活性化するのです
不眠や不眠による眠気は、交感神経と副交感神経のスイッチがうまく切り替わっていない状態。これは『正しく情報が流れていない』という身体のサインでもあります。こんなとき、ツボは“身体を正常な状態に戻すメンテナンスのスイッチ”になってくれます