「飲みすぎ・食べ過ぎによる胃腸の疲れ」
年末年始 ついつい食べ過ぎたり、飲みすぎたりで、胃腸の疲れや不快感はありませんか!?
東洋医学では胃腸を整えることが重視されています
人間には生まれもったエネルギー「先天の性」と食べることによってもたらせる「後天の性」の2つのエネルギーがあります
食べて消化するためには胃腸が丈夫でないと清濁を分別し、良い「気」を全身にめぐらすことができません 胃腸の疲れを感じている方は、胃の裏側にあたる背中にも凝りを感じたりします。しっかりと揉みほぐして不調を改善させましょう
ツボ「脾兪(ひゆ)」
場所は第11胸椎と第12胸椎の間から指幅2本分外!
「腰に手を当てて」のポーズをすると、手がウエストラインにきますね
背骨の真ん中から上(脊中上)に指幅3~4本分、そこから指幅2本外が脾兪のツボです
冬の養生
養生がとても大切な季節
東洋医学の考えでは 冬は「蓄える」とき!秋に収穫された穀物を蓄え、春の種まきに備えるように、1年の疲れを養生してエネルギーを補充し、新たな春の始まりに備える季節です。
寒さと乾燥により体の免疫力が弱まるこの季節は、1年の中でも最も風邪を引きやすいとき、また、体を動かすことが少なくなるため、血行が悪くなって、肩こりや頭痛、生理痛がひどくなる時期でもあります
お風呂などを上手に利用して、血行改善に努めましょう
乾燥による肌のバリア力低下にも注意
秋の乾燥は夏の汗によって失われた水分不足によるところが大きいのに対して、冬の乾燥は雨の少ない乾いた空気や暖房による、本格的な乾燥。誰でも乾燥対策が必要です!!
体の表面の皮膚が乾燥すると、シワなど美容面のトラブルが出るほか、かゆみやアトピーなど肌のトラブルが起きやすくなります。
のどや気管など体の内側の粘膜が乾燥すると風邪を引きやすくなります
4つの基本
①冷え対策
②乾燥対策
③血行改善
④免疫力アップ
冬は不調になりやすい要因にあふれていますが、日々の養生で体調に差が出やすいとき!
しっかり体を整えて冬を乗り切りましょう