「夏バテ」
2015年8月
東洋医学では夏バテは3つのタイプがあります
気虚(ききょ)
暑さによる気の消耗が大きな原因。食欲低下による栄養不足でさらに気が不足してしまう。おもに元気がない、食欲減退、だるいなどの症状があり、夏風邪を引きやすい
陰虚(いんきょ)
汗などで体内の水分である津液を失い、脱水症状に近い状態がこのタイプである。主に口が渇く、手足がほてる、のぼせの症状があり、イライラ、食欲不振、頭痛などが起こる
湿邪(しつじゃ)
冷たい飲み物や食べ物を摂り過ぎて、胃腸の消化や水分の代謝が悪くなることが大きな原因。余った体内の水分が「湿」となり、「湿」は消化器官を侵しやすい。また冷房によって新陳代謝が悪くなる。主にむくみ、腹痛、下痢などの症状が現れる
このように、夏バテには胃腸の働きと食が深く関わっています
夏バテに効くツボ 夏バテに効果的なツボがたくさんあるんですよ!
夏バテかな!?と思ったら押してみてくださいね
市販のお灸もオススメです
三陰交(さんいんこう)
●内くるぶしの頂点から親指を除く指3~4本上の高さのところにある。
足三里(あしさんり)
●てん膝の外側下約10センチ(幅は指4本分)の向こうずねのすぐ外側にある。
気海(きかい)
●身体の中心線にあり、おへそから指4本分の半分のところ。(おへそから関元までのまん中。)
【丹田】とも呼ばれている。
関元(かんげん)
●身体の中心線にあり、おへそから指4本分ほど真下のところ。
脾兪(ひゆ)
●骨盤の左右の一番高いところ(腸骨稜)を結んだ高さが第4腰椎で、そこから5つ上の第11・12胸椎の棘突起間の外に2本の指のところ。