「冷えは万病のもと その2」
2015年1月
「冷えは万病のもと」第2弾!今回のテーマは男性の冷え
冷えを放置している男性はとても多いのです!仕事で大きなストレスを抱え、運動不足で生活習慣や食生活が乱れた男性こそ対策が必要なのに、あまりにも冷えに対して無防備・・・
女性の冷えよりもむしろ怖いのは男性の冷えですというのも、男性の場合、冷えを女性特有の症状と思い込み、「冷えくらい、どうってことないだろう」と軽く見ているからです。今は単なる不調かも知れませんがやがて病気を招きます。メタボリックシンドローム、糖尿病、高血圧、動脈硬化などなど、生活習慣病や病気の一因になっていることは間違いありません
東洋医学で冷えは「未病」、病気と健康の間の状態で「冷え症」ととらえてきました。だからこそ、冷えを治すことでさまざまな疾患を予防することができるのです
日常生活を見直して即実践!“男の冷えとり”
まずは規則正しい生活が体を冷やさないいちばんの秘訣です
- 食事は5時間以上空けて1日3食冷たいものは胃腸への負担が大きいので控え、炭水化物、たんぱく質、野菜をバランス良く。
- 筋肉量の低下を防ぐため適度な運動を習慣づけること
- 服装も要注意です!例えば、冬は暖房のきいた電車内で汗をかいている男性を見かけますが、汗がひくと体は冷えるので、コートやマフラーは小まめに脱ぎ着するようにしましょう。
- そして1日1回ぬるめのお湯で10分間の全身浴を。
- 趣味や自分なりのストレス解消法を見つけたり、家族と楽しく会話するなど、こころを温めることも忘れずに・・・
冷えにはたらく足のツボ
①三陰交(さんいんこう)
内くるぶしの最も高いところから指幅4本分上。骨のすぐ後ろでくぼみに取ります。
②湧泉(ゆうせん)
足の裏で、足の指を曲げたときに出来るくぼみ。指に近いほうです。
③太谿(たいけい)
内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみに取ります。
鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師には国家資格制度があります!
治療院を選ぶ際は資格の有無をチェックすることが大切
学校には附属の鍼灸院がありますので、お近くの方はご利用ください
また、ご連絡いただければお近くの鍼灸院をご紹介いたします。
男性の皆さまも冷えの恐ろしさを知って、予防と対策に目をむけてくださいね!