「夏を乗り切る胃腸のツボ!」
2013年7月
今年も厳しく長い夏となりそうですね
すでに、食欲不振、睡眠不足、体がだるい・・・といった「夏バテ」の兆候が見られる方もいらっしゃるのではないでしょうか!?
「昔の夏バテ」・・・猛暑による「暑さ負け」による体力低下や食欲不振。
「今の夏バテ」・・・エアコンが普及した現代では、自律神経の乱れが夏バテの大きなポイント。
本来であれば、気温が高くなるにつれて汗をかくようになり、夏の暑さに順応できるようになりますが、冷房のために体が暑さに慣れることができなくなっています
さらに、部屋の中と外との温度や湿度の激しい差が自律神経のバランスを狂わせています
自律神経とは、代謝や呼吸、循環などの基本的な働きをコントロールし、体を一定の状態に保つように調節をしてくれる神経のこと!
高い温度のなかでは、汗をかくことで一定の体温に保とうとします。この負担が大きかったり、長引いたりすると、体の中の熱を外に出せなくなり、自律神経のバランスが崩れて「夏バテ」の症状が起こります。
そのため「夏バテ」対策は、自律神経のバランスを保つことが大切になるのです!!
ツボ押しやお灸で自律神経の働きを助けてあげましょう!!
夏バテの食欲不振に「足三里」
膝のおさらの下、内外に2つのくぼみがあります。外側のくぼみから3寸(指幅4本分)下に取ります。
エアコンによる冷えに「三陰交」
足の内くるぶしから3寸(指幅4本分)上で骨際に取ります。
毎日続けることが大切です