「春の養生法」
春といえば・・・
明るい日差し、色とりどりの花々、お花見気分、るんるん気分のイメージが強いですが、実は一番大敵な季節!
春は生活上、人生上の「変化」が重なりやすいですね。
何も変わらな~いと言う人にも不調が起こりやすい季節 生物学的な環境が不安定になるから、体も影響を受けます。
例えば、3・4月は気温が不安定・・・花冷え、寒の戻り。
冬さながらの日もあれば、5月の陽気・・・。
すると、体はどうなるか!?
自律神経が気温の変化に対応しようと悪戦苦闘しだすわけですね
人間は「一定」が大好き!!体温、脈拍、皮膚&髪の毛のターンオーバーも一定、消化・排泄のリズムも一定です
この一定の体内環境を保っているのが交感神経と副交感神経からなる「自律神経系」。
気温が不安定な春は、この自律神経系が気温のUP!Downに対応するためにいつも以上に働かないといけない・・・
だからもともと自律神経が弱い人や女性、生理周期が乱れがちの女性は機能不全に陥りやすいのです
そうすると、自律神経がコントロールしている気持ち、こころも不安定になって、イライラ、不安、ゆううつ、妙なあせり感が出てきます
体調的には、便秘・下痢、体の倦怠感、肩こり、不眠、過眠、頭痛などの自律神経が影響する体調不良が起こりやすくなります。
できるだけ安定させるためには、たっぷりの正しい睡眠と食事(やたら食べる、やたら寝るは×です)
早寝、早起きを心がけ、ジワッと軽く汗が出る程度の運動を毎日続けましょう!!
ツボ
太衝(たいしょう)・・・足の甲にあります。足の親指と示指の骨間を指でたどっていくと、足の甲が最も高くなるところの手前陷凹部に取ります。気血のバランスを整え、婦人科系の症状にも効果があります
市販のお灸をすえてみるのもイイですよ
毎日続けることで少しずつ体調が変わってきます!