「腰痛」
2012年10月
もともと腰痛は人類が四本足から二足歩行をするようになって起こったものです。というのも、ヒトの神経は四つんばいになったときに背骨から大地に向かって垂直に伸びています。二足歩行の姿勢をとれば重力に逆らうことになり負担が掛かるのですね。いわば、腰痛は人類の宿命病なのです。
でも、ほおっておくのはよくありません
まずは専門医に診察してもらいましょう。軽い場合は疲労回復に努め、温めると良いでしょう。
その上にツボ療法を行えばより効果的です
- まず、自然治癒力UPのステップ「外関」のツボを叩きます。「外関」は手首を後ろにそらすと出る、シワ の中央から上に2寸(指幅3本分)です。息を吐くときにトントントンと中指で叩きます。
- 次に腰のツボを刺激します。 「腎兪」「大腸兪」「関元兪」の局所刺激です。ちょうどウエスト周辺には腰のツボが集中しています。手が届きにくいところなので、背骨の両脇をゴルフボールでを当て、転がしながら押しましょう。
- 3番目は足の「三陰交」です。内くるぶしの頂点から3寸(指幅4本分)で骨際に取ります。親指を当てて刺激しましょう。
- そして最後は最初と同じ「外関」をもう一度トントントンと叩き、終りましょう。
ポイント
痛みがひどいときには患部に触れず腰以外のツボを探して刺激。
長引く腰痛は胃腸の不調が原因であることも・・・よく温める
下痢をしやすい人はぎっくり腰に注意!!