「カラダをすっきり除湿!!」
2012年6月
ジメジメとした梅雨。気分がめいるだけでなく、体調までダウンしてしまうという方、いらっしゃいませんか?
このような体調不良を東洋医学では「湿邪(しつじゃ)」といい、カラダにある余分な水分(=湿)によってもたらされると考えています
湿邪による体調不良には、
神経痛・関節痛、むくみ・水太り、胃腸の不調、だるさ・頭痛、皮膚病の悪化
などがあります。
湿邪のキーポイントは、東洋医学でいうところの「脾」(消化器系の働き)です。
「脾」は消化器系の働きをつかさどり、生命のエネルギーを作りだす源と考えられており、水分の吸収と運搬を行う役目を持つ一方、過度の湿を嫌う性質を持ちます。そのため「脾」が弱ると、胃腸が上手く働かなくなり、消化不良や下痢が起こったり、水分代謝低下のため、むくみやカラダが重い、だるいなどの症状が現われたりします
東洋医学の湿邪に効く脾経のツボ
三陰交(さんいんこう)
内くるぶしの最も高いところから指幅4本分上がったところ、骨際に取ります。
陰陵泉(いんりょうせん)
三陰交からまっすぐ上に指でたどって行くと、骨の手前で止まるところ。
梅雨の不調を夏に持ち越さないようにしましょう!!