「夏バテと東洋医学~夏はお灸で元気!~」
2011年7月
食欲がない、体がだるい、夏なのに冷える・・・
夏特有の疲れ、夏バテの解消には“お灸”がオススメです
お灸はその温熱でツボを刺激し、血行をよくし、体をあたため、
ヒトの体が本来持っている自然治癒力を高め、健康をサポートします!
「だるさ」「冷え性」に効くツボ
湧泉(ゆうせん):押せば元気が湧いてくるというツボ。
場所:足の裏で、足の指を曲げた時に出来るくぼみの真ん中にあります。
三陰交(さんいんこう):特に冷房による冷え性に効く重要なツボ。むくみや生理不順など女性が抱える症状にも・・・
場所:内くるぶしの頂点から親指を除く指4本分上の高さで、骨のすぐ後です。
「食欲不振・体力低下」に効くツボ
足三里(あしさんり):足三里はツボの王様!!三千里(12km)歩いても疲れないという意味のツボで、体の免疫力や体の中のエネルギーをUPさせます。消化と排泄をコントロールして体をスッキリ元気にしてくれます。
場所:膝から指4本分下、向こうずねのすぐ外側にあります。
「下痢」「腹痛」に効くツボ
関元(かんげん):元気の源という意味のツボで、このツボに定期的にお灸をすえると、体力増進、疲労回復につながります。冷えると下痢をする人には、お灸が効果的です
場所:関元は体の中心線にあり、おへそから指4本分下です。
夏の過ごし方はとても大事です
体を冷やしたり、冷たいもので胃腸に負担をかけたり、汗をよくかかなかったりすると、
秋、冬に体調を崩しやすくなります
しっかり養生をして夏を元気に過ごしましょう!!