「ツボ界のスーパースター 足三里&手三里で免疫力UP!」
今回の新型コロナウイルスの問題・・・いろいろありますね
リスナーさんからは、気が滅入る、落ち込む、ストレスを感じる、運動不足、過敏になる・・・などのメールやFAXも届いているそうです
さて、人がウイルスに感染する経路は色々ありますが、口や鼻から体内に入る場合が多々あります
「手洗い・うがい」が重要視されているのは、まさに手で触ったものにウイルスが付いていて、それが口や鼻から入ってしまうのを防ぐためです!口や鼻から入ったウイルスは、腸を通じて体内に入ってきます。
そこで、この腸で外敵が入ってこないように頑張っているのが腸管免疫と呼ばれるものです!!
一説では身体の免疫機能の60%は腸に存在するとのことで、生体防御の最前線として腸の免疫が頑張ってくれているのです
昨今、腸内環境を整えることが、健康に繋がるといわれるのは、これが原因です!
1 胃腸と免疫力は密接な関係にあります。
東洋医学では胃腸を整えるツボが沢山あります!
その中でも胃腸を整えて免疫力をUPさせるツボとして有名なツボが2つあります
(1)足三里(あしさんり)
膝を軽く曲げます。膝蓋骨(膝のお皿)のすぐ下に内側、外側2つのくぼみがあります。外側のくぼみから約5cm下で、前脛骨筋の上に取ります。両方の母指を重ねて押すと、安定して押しやすいです。
このツボは胃腸を整えるツボとしては最も有名なツボで、多くの実験で胃腸への良い効果が立証されています!
お灸が良いツボですし、押すだけでもOKです
押す場合は、5秒押して5秒休む、を10セット、左右両方のツボに行ってください。
(2)手三里(てさんり)
肘を軽く曲げて、母指と示指が上にくるようにします。肘関節にできるシワから約5cm下で、押すと響くところに取ります。反対の手(母指)を使って、腕を包み込むようにして押すと楽に押せます。
このツボ、実は大腸と関係するツボなのですが、喉の痛みなど、鼻から喉にかけての症状、いわゆる粘膜系に効果があるツボで、腸や粘膜に関係するという意味では、感染症対策としてはとても有効なツボと考えています!
このツボも足三里と同じで、お灸も、押すのも、両方効くツボです
押す場合は、5秒押して5秒休む、を10セット、左右両方に行うと良いでしょう。
2 もちろん胃腸に良い食生活も
暴飲暴食は控える、規則正しい食習慣、発酵食品を積極的に取るなどは、気にしておいた方が良いです
もちろんストレスを溜めないことも、胃腸に良い効果をもたらします
胃腸には身体の免疫機能の60%が集中していると考えられていて、胃腸を整えることが免疫力を上げることに繋がります
東洋医学のツボである足三里、手三里は、腸を整えて免疫力を上げてくれる効果があるので、積極的に押したり、お灸をしたりして、ウイルスに負けない身体を作っていきましょう