「めまい・たちくらみにおススメのツボ」
今回は徳島市のリスナーさんのリクエストにお答えして「めまい・たちくらみ」に効くツボをご紹介します!
なんだかわからないうちに、まわりがくるくる回っているように感じる「めまい」。
急に立ち上がったときに、目の前が一瞬真っ暗になる「たちくらみ」。
実際に倒れてしまうこともあります
私自身も3年くらい前に激しいめまいと吐き気を経験したことがありますが、ただただびっくりしたものです
このめまい、男性よりも女性に多くみられます。めまいを訴える男性は13.5%なのに対し、女性では31.2%の方が悩んでいるというデータもあります。
統計上、3割の女性がめまいを経験しているという・・・、意外と多い症状だということがわかりますね!
また、年齢が上がれば上がるほど、めまいで悩んでいる方の割合は増えていきます
めまいやたちくらみの原因は、疲れや寝不足、血圧異常、更年期障害のほか、老化現象で平衡感覚が鈍くなるなど さまざまです。
突然おこっためまいは必ず病院での診察が必要です!
しかし病院で「異常ありません」といわれてもおこるめまいも多いのです
そんなときは、落ち着いてゆっくり呼吸を整え、横になって休みながら、めまい、たちくらみにきくツボを押してあげましょう
ツボ①頭竅陰(あたまのきょういん)足の少陽胆経
「頭の竅陰」は耳の裏側の真ん中で骨の上にあるくぼみの部分です。
静かに目を閉じて、ゆっくり深呼吸しながら、中指で左右同時に10秒ほど押すのを繰り返しましょう。
血液循環機能の回復を助けて、めまいやたちくらみのもとを絶つ手助けをします!
ツボ②中渚(ちゅうしょ)手の少陽三焦経
手の甲にあるツボです!
手を軽くにぎった時、小指とくすり指の間で関節の下に取ります。
ツボに反対側の親指当てます。
親指を少し立てて用いると骨と骨の間に指が入り、よく効きます。
前後に少し動かして揉んでも良いです
普段の生活で気を付けること
- 体を冷やさない
- 生活のリズムを整える
- 食事、睡眠を規則正しくとる
- ストレスを溜め込まない
- 散歩などで適度に体を動かす
- よく静養すること
また、鍼灸治療や漢方薬もオススメしたいです!
自分の体をよく知り、自分の不調は養生によって自分で整える、これが東洋医学の基本です。
ちょっとやそっとのことでは病気にならない、元気なこころと元気な体を築いていきましょう
「癒しのツボ」今年もよろしくお願いします!!