「マスク生活による顔のたるみ、ほうれい線をツボで改善!」
マスク生活も長くなりましたが・・・「マスクをはずしてふと鏡を見るとほうれい線がくっきり」「老け顔が進行している」といった悩みが届いています
マスクをつけて会話すると、口を大きく動かすことが少なくなり、表情が乏しくなりがちです
普段より「表情筋」を使わなくなるため、筋肉が衰えて「たるみ」を起こしやすくなっています!
毎日マスクの紐で耳が前方に引っ張られている状態は、頭皮が凝りやすく、これも顔をたるませる原因になります(耳まわりをほぐしたときに”イタ気持ちいい”と感じたら、それはたるみの初期サインです。)
また、在宅ワークは、環境が整ったオフィスと違って、PCの画面の高さが体に合っていないので、首こりや肩こりに悩む人も多いですね
首こりや肩こりも常に皮膚が下へ引っ張られている状態なので、たるみやすくなります。
加齢とともに下肢や腰、背中の筋肉が衰えるのと同じように、顔の筋肉も衰えていきますその上に、マスクをする時間が長く続き、人に見られる緊張感も少なくなって・・・。
また運動不足で代謝が低下、血流やリンパ液の流れが悪化してむくむ、春の紫外線の影響で皮膚がたるんだ、といったことも考えられます
そこで今回は簡単にできる、目もと、ほうれい線、頬のたるみを改善するツボを紹介します
①瞳子髎(どうしりょう)
- 目じりのたるみやシワの改善、目の下の血流やリンパ液の流れを促してクマを薄くし、また目の疲れや充血、頭痛の緩和にも働きかけます!
- 場所は目じりから5ミリほど外側にある骨のくぼみ。左右にあります。
- 左右同時に、中指の腹で気持ちが良いと感じる程度に、そっと5~10秒ほど押します。
- 3~5回繰り返しましょう。
② 頬車(きょうしゃ)
- 顔のたるみやむくみ、フェイスラインのたるみケアに作用します!
- また、口もとのシワの予防、二重あご、そしゃく筋やあごのこわばり、肩こり、頭痛の改善にも働きかけます。
- 場所は下顎角(えらの尖ったところ)のすぐ上(耳側)で、歯を食いしばったときに筋肉が盛り上がり、口を開いたときにはへこむところで、左右にあります。
- 左右同時に中指の腹で気持ちが良いと感じる程度にそっと5~10秒ほど押し、回します。
- 3~5回繰り返しましょう。
③ 散笑(さんしょう)
- 口もとと頬の筋肉を引き締める、口角を上げるなどして周囲にハリを与え、口もとや頬のたるみ、むくみ、ほうれい線の表出などの改善に働きかけます!
- 場所はほうれい線の中央。左右にあります。
- 左右同時に中指の腹でそっと、くるくる円を描くように5~10秒、押し回します。
- 歯茎をマッサージするイメージで行うと良いです。
マスク下で「舌回し運動」
(1) まず、口をゆるく閉じて、舌先を上の歯茎の左隅から右の隅へ、次に下の歯茎へと動かしてぐるっと一周なぞります。
体操の回数は右まわしを20回、左回しを20回で1セットが理想ですが、初めから無理をすると続かないので、5回を1セットから始めて、慣れてきたら増やして行きましょう。
1周2秒程度が速さの目安です。ただし、最初は舌の筋肉を運動させている意識のもとで行える速さから始めてください。
(2)「散笑」の左のツボを口内から舌で触れてください。
そこからスタートして、舌先で右へ。大きい円を描くイメージで、頬の粘膜をぐるっと押し回します。
右回りと左回りを各一周し、これを2,3回繰り返しましょう。