基礎分野
科目名 | 内容 |
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健康科学(I〜IV) | 運動生理学やトレーニング、生活習慣病などに関する知識を広く学び、「こころ」と「からだ」の有機的な関連性を学びます。 |
人文科学(I・II) | 人文科学の知識をたくわえ、多様な価値観に対するふさわしい態度について理解を深めます。 |
コミュニケーション論 | 施術者として、患者、同僚、地域社会との信頼関係を確立できるようになるために、相手の心理、立場、環境を理解するための基本的知識、技能、態度について学びます。 |
専門基礎分野
科目名 | 内容 |
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人体の構造と機能(I~XI) | 施術者に必要な基礎知識として、人体の正常な構造と機能について学習します。 |
運動学 | 骨、関節、筋及び神経に関する基礎を深め、主に関節運動、筋の作用について理解を深めます。 |
病理学概論(I・II) | 病理学の基礎を学び、病気の原因、成り立ち、経過について理解を深めます。 |
臨床医学総論(I・II) | 臨床医学の基礎となる診断学を中心に学習し、患者の全体像を把握する能力を養います。 |
臨床医学各論(I~IV) | 各種疾患の学習を通じて、その概念・症状・治療法を正確に把握し、臨床に応用できる力を養います。 |
リハビリテーション医学(I・II) | リハビリテーション医学の概略と対象疾患について学び、理解を深めます。 |
衛生学・公衆衛生学(I・II) | 衛生学・公衆衛生学の基礎を学び、病気の予防と健康保持増進に関する知識と能力を養います。 |
関係法規 | 「医療」と法的行為規範との関係を学び、鍼灸マッサージ師・鍼灸師が理解すべき医療関係法規について学びます。 |
医療概論 | 医療人類学的視点に基づき、社会的・文化的現象としての「医療」について学びます。 |
職業倫理 | 医療人としての責任の重大性を認識し、病める人の治療はもとより、人びとの健康の維持もしくは増進を図る心構えなど、道徳性や公益性、専門性を追求する態度を養います。 |
専門分野
科目名 | 内容 |
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経絡経穴概論(I~IV) | 鍼灸医学の基礎となる各経脈と経穴名、およびその特性について学びます。 |
東洋医学概論(I~IV) | 東洋医学の基礎的概念について理解を深め、鍼灸臨床医学の基礎を学びます。 |
※あん摩マッサージ指圧理論 | あん摩・マッサージ・指圧の類似点・相違点、特徴、作用を学習し、より適切な技術について理解を深めます。 |
はりきゅう理論(I・II) | 鍼灸道具とその基本的使用法を学習した上で、鍼及び灸が生体に与える効果や影響、関連学説等について理解を深めます。 |
★基礎はりきゅう学演習 | 鍼灸臨床に必要な基礎知識の定着に努め、応用・実践的な教育に備えた力を養います。 |
生体観察 | さまざまな健康レベルにある人に適切な施術を行うために、対象者の身体状態を客観的かつ正確に把握することを目標に、身体情報の収集の仕方を習得し、その解釈について理解を深めます。 |
病態生理学(I~IV) | 各種疾患の学習を通じてその病態を理解し、臨床に応用できる力を養います。 |
東洋医学臨床論(I~IV) | 東洋医学概論I~IVで学んだ知識をさらに深め、基礎概念を臨床に応用できるよう学習し、臨床上どのように鍼灸を運用するかについて、症例をもとに学びます。 |
※東洋医学臨床論V | 東洋医学概論I~IVやあん摩マッサージ指圧理論で学んだ知識をさらに深め、基礎概念を臨床に応用できるよう学習し、臨床上どのように運用するかについて、症例をもとに学びます。 |
※あん摩マッサージ指圧の適応 | 患者の訴える愁訴や、身体アセスメント情報を集約し、あん摩マッサージ指圧施術の適応か否かを判断する力を養います。 |
はりきゅうの適応(I・II) | 患者の訴える愁訴や、身体アセスメント情報を集約し、はりきゅう施術の適応か否かを判断する力を養います。 |
※社会あん摩マッサージ指圧はりきゅう学(I・II) | 現代社会のニーズを把握し、コミュニティメディシンを担うことが出来る医療人像について、見学や体験等を通じて学びます。 |
★社会はりきゅう学(I・II) | |
※基礎あん摩マッサージ指圧実技(I・II) | 治療家としての“いい手”を作る第1歩が“あん摩”です。最初にこのあん摩の基本手技を学び、安全確実な施術が出来る能力・態度を養います。 |
※応用あん摩マッサージ指圧実技(I・II) | 基本に忠実な手技を反復練習して母指を鍛えます。患者への適切な対応を含め、事故のない施術ができるよう適切な態度・姿勢を養います。 |
※実践あん摩マッサージ指圧実技(I・II) | スポーツマッサージ・オイルマッサージを含め、様々な場面で応用される手技を学習します。「手先に眼をつける」基礎を養うのが目標です。 |
基礎はり実技(I・II) | 鍼実技に関する基本的な技術と知識を修得し、施術を安全かつ確実に行える能力・態度を養います。 |
基礎きゅう実技(I・II) | 「安全で心地よいお灸」を行えるように、基本的な施灸技術の修得を目指します。 |
応用はりきゅう実技(I~V) | 身体観察・経穴刺鍼実技・症候実技などを通じて、臨床家として適切な技能・態度の修得を目指します。 |
客観的臨床能力評価 | 3年次のベッドサイド実習に不可欠な知識、技能、態度・習慣を身に付けます。模擬患者を対象とした基本的技能・態度を評価します。 |
実践はりきゅう実技(I~VI) | スポーツ鍼灸・美容鍼灸・在宅鍼灸・レディース鍼灸など、多様なニーズに応える様々な場面に対応可能な鍼灸施術ができるよう、主に開業鍼灸師らによる指導にて学びます。 |
東洋療法総合演習(I~V) | 診断推論トレーニングなどを通じて東洋医学と西洋医学両者の知識を改めて整理し、国家試験にむけた実力をも養います。 |
※臨床手技 | 基本手技技を組合せた複合的な手技、多彩な総合手技を通じ、疾患別にアプローチする技能を身に付けます。 |
★はりきゅう基礎研究 | 鍼灸刺激が及ぼす人体への影響を科学的に考察し、臨床の現場で求めららる論理的思考や問題解決能力を養います。 |
★徒手療法(I・II) | 鍼灸治療に付帯する「触る・なでる・揉む・叩く・擦る・押す」といった徒手を用いての診察法・治療法の基礎を学びます。 |
運動療法 | 運動療法に関する基礎知識を学び、障害や疾患の症状の改善や予防、機能維持に必要な技能を身に付けます。 |
※鍼灸マッサージ学科のみのカリキュラム
★鍼灸学科のみのカリキュラム
臨床実習(専門分野)
附属鍼灸治療院にて実施される臨床実習。患者の問診、診察、検査、施術、生活指導といった臨床に不可欠な技能・態度を教員の指導でみっちりと訓練します。身につけた学習の成果を総合的に運用する能力を試される場面であり、臨床の厳しさ・面白さを実感する場面でもあります。