大学併修制度を利用して専門学校を通うメリット
専門学校は、実践的なスキルを身につけることに特化しており、即戦力として活躍できる人材を育成する場として多くの学生に選ばれています。一方で、大学では幅広い教養や理論的な学問を学ぶことができ、学士号を取得することで将来のキャリアの選択肢が広がります。そんな中、専門学校に通いながら大学併修制度を利用することで、両方のメリットを同時に得ることが可能です。
四国医療専門学校では、九州医療科学大学と提携した大学併修制度を導入しています。看護学科、理学療法学科、作業療法学科で専門技術の習得と大学の学位取得を同時に目指すことができます。
この記事では、専門学校と大学併修制度の仕組みやメリット、利用する際のポイントについて詳しく解説します。
そもそも大学併修制度とは?
大学併修制度とは、専門学校に通いながら、提携している大学の通信教育課程を併修することで、専門学校の卒業資格と大学の学士号(学位)を同時に取得できる制度です。この制度を利用することで、専門学校での実践的な学びと大学での理論的な学びを両立させることができます。
通常、専門学校の卒業資格は「専門士」や「高度専門士」と呼ばれる称号が付与されますが、大学併修制度を利用することで、これに加えて「学士号」を取得することが可能です。学士号は、大学卒業者に与えられる資格であり、就職や進学、海外留学など、さまざまな場面で有利に働きます。

大学併修制度を利用するメリット
専門学校と大学併修制度を同時に利用することで得られるメリットは多岐にわたります。以下に主なポイントを挙げてみましょう。
実践力と理論力を同時に身につけられる
専門学校では、即戦力となるための実践的なスキルを学ぶことができます。
一方、大学では、理論的な学問や幅広い教養を学ぶことができます。
この両方を同時に学ぶことで、実践力と理論力を兼ね備えた人材として成長することが可能です。
例えば、専門学校ではリハビリテーションや看護技術といった実践的なスキルを習得し、大学では社会福祉制度や心理学などの理論的な学問を学ぶことができます。 これにより、現場での即戦力となるだけでなく、患者さんや家族への包括的なケアや、医療チーム内でのリーダーシップを発揮できる応用力の高い人材として活躍することが可能になります。
学士号の取得でキャリアの選択肢が広がる
学士号を取得することで、大学卒業資格が必要な職種や企業への就職が可能になります。また、大学院への進学や海外留学を目指す場合にも、学士号は必須の条件となることが多いです。
さらに、学士号を持っていることで、将来的にキャリアアップを考えた際にも選択肢が広がります。専門学校で学んだスキルを活かしつつ、大学で得た学位を武器に新たな分野に挑戦することも可能です。給与面においても、学士号取得者は一般的に初任給や昇給率が高く設定される傾向があり、長期的な収入増加につながるメリットがあります。
学費を抑えながら大学卒業資格を取得できる
大学併修制度を利用する場合、提携している大学の通信教育課程を受講することが一般的です。通信教育課程は、通学制の大学に比べて学費が安く抑えられるため、経済的な負担を軽減しながら大学卒業資格も取得することができます。

まとめ
専門学校に通いながら大学併修制度を利用することで、実践的なスキルを身につけ理論的な学問を同時に学ぶことができます。学士号を取得することで、キャリアの選択肢が広がり、将来キャリアアップの可能性を大きく広げることができるでしょう。
ただし、専門学校と大学の学びを両立させるためには、時間管理や自主学習の習慣が重要です。計画的に進めることが成功の鍵となります。
大学併修制度は、効率的に学びを深め、将来の可能性を広げるための素晴らしい選択肢です。ぜひこの制度を活用し、充実した学生生活を送りながら、自分の夢に向かって一歩ずつ進んでいきましょう。

四国医療専門学校は香川県宇多津町にある、伝統医学と現代医学の学科を備えた総合医療専門学校です。
あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師・柔道整復師・理学療法士・作業療法士・看護師を目指すことができ、看護学科・理学療法学科・作業療法学科は大学併修制度により、大学卒業の資格も得ることができます(看護学科は必修、理学療法学科・作業療法学科は任意)
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